不動産を相続するときというのは、なにかとトラブルが起こりがちです。
現在、不動産相続をしようとしている人は、そういった状況になっているのではないでしょうか。
ここでは、将来不動産を渡すことを考えている人に向けて、家族信託について解説をしているので、ぜひ参考にしてみてください。
不動産相続における家族信託とは
家族信託とは、家族のなかの誰かに、財産などを管理させたり、継承させたりすることができる制度になります。
不動産ももちろん資産としてカウントされるので、それを家族の誰かに託すことができるのです。
似たようなことが遺言でもできるのですが、遺言と違う点は、自分の子どもの代だけでなく、孫の代やひ孫の代などにも指定して継承することができるという点です。
幅広い選択肢の中から選ぶことができるので、信頼できる人間に渡すことができます。
不動産相続における家族信託のメリットとデメリットについて
次に、この家族信託のメリットなどについて解説していきます。
本人の体調に左右されない
一度信託をしておくことによって、将来自分が認知症などで判断能力を欠いてしまっても、託された人間に判断をさせることができます。
思いどおりの資産継承
信託をおこなうことによって、二次相続以降の継承先も事前に指定しておくことができるのがメリットです。
どういった順番で資産を受け継いでいってもらうか、あらかじめプランを練っておくことで、もしものことがあっても誰も困ることがありません。
また、もちろんデメリットもありますので、その点も把握しておきましょう。
税務処理
確定申告などの際に、記載する項目が増えるのが手間となるでしょう。
税理士に依頼しておくなどして、手間を減らしておくのがいいかもしれません。
専門家が少ない
家族信託は非常にレアケースとも言え、専門的な知識をもって進めることができる人間が少ないです。
なるべく信用できる人を探して、その人に相談するようにしましょう。
まとめ
ここまで、不動産相続における家族申告とはなにか、また、それのメリットなどについて解説してきました。
せっかくの資産は後世にしっかり残しておきたいという思いが強いことでしょう。
時間があるうちに、相続に関する知識を深めておき、誰も不平不満を言わないような財産の分配をしておくことが重要です。
また、一人で財産管理をすることは決してせず、信頼できる人物を複数人見つけておき、なにかあっても対応してもらえるようにしておきましょう。
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